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ピースレターをお読みの皆さまへ
木曜日に送信したイタリアの園子さんから活動報告の写真を共有します。
16か国語の平和の祈りステッカー
2026年5月9日ミラノ市役所ピースセレモニー
カトリック教イスラム教ヒンズー教仏教代表者の方々
ミラノ市第五区市議会議場でフラッグセレモニー
ミラノ市第五区市議会議場でフラッグセレモニー2
ミラノ市第五区平和特別区議会プログラム
ミラノ市第五区役所オリジナルピースポール
ミラノ市第五区役所でピースポール建立
ミラノ市副市長−第五区役所長ー議員ー宗教リーダーの方々
第五区市議会場フラッグセレモニー
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2026年5月9日ミラノ市第五区平和特別区議会でのピースセレモニー報告書 |
2026年5月9日ミラノ市第五区平和特別区議会でのピースセレモニーを開催しました! (May Peace Prevail On Earth Internationalイタリア代表としての活動報告です)
私は長年イタリア各地で市町村から協賛や後援を受けて平和活動をしてきましたが、役所自体が主催者となってピースセレモニーを開催し、私たちがパートナーとして共に活動したのは全く画期的な歴史上初めての素晴らしいことでした。昨年夏からこのプロジェクトが始まって、遂に実施、大成功を収めました。この実現と成功は、同じ区の図書館長でイタリアの白光メンバー及びMPPOEIメンバーであるラウラさんが、地道に20年以上平和活動を続けて区役所と良い信頼関係を築いて来たお陰です。
「ミラノ市第5区役所は、言葉、行動、シンボル、積極的参加、この4つを通して平和を築きます」
これが、このピースセレモニーのポスターのスローガンでした。「シンボル」はピースポールを示します。
今まで何度もミラノや北イタリアで一緒に活動してきたナナマルのジャンフランコさん、インターナショナルレクチャラーのマルティーナさん、そしていつも私の活動を支えてセレモニーのスタッフとしても助けてくれる夫のグエッリーノさん、発起人のラウラさんと共に私達5人がスタッフチームでした。加えて、当日はイタリアメンバーのルカさんとシモーナさんも駆けつけて旗手になってくれました。スタッフ5人では中国旗のピースセレモニーを導くのは無理ですから、共催者である図書館勤務の2人とラウラさんの娘さん2人、そして第5区の3つの社会的支援団体の代表者の方々にも助けを頂きました。
区長さんのナターレさんと、女性議員で秘書のような任務をされているステファーニアさんが、火曜日の中国旗の運び入れから始まって6日間、議会場とセレモニーの準備計画、そして終了後の片づけを手伝ってくださいました。最初にお会いした時から、まるで長年の友人のように打ち解けて、おふたりの暖かいお心とおもてなしに感動しました。
さて、9日当日、まずは16カ国語のピースメッセージが付けられた、第5区長さん自らのデザインの八角形の木製ピースポール建立式が行われ、区長さんとミラノ市副市長さんなどがスピーチされて幕を開けました。ミラノには9つの区がありますが、第5区の人口は15万人です。移民者が多く、いろんな国の中で、その国の住民者が多い順に言語が選ばれて、ピースポールに表記されました。
(16カ国語:イタリア語/絵のシンボル語/ロシア語/ルーマニア語/フィリピン語/スワヒリ語/ウクライナ語/ヒンディー語/フランス語/アラビア語/英語/スペイン語/中国語/ベンガル語/日本語/ヘブライ語)
自閉症の方や意思伝達が困難な人々のためにシンボル言語でもピースメッセージが表されています。また、開催時からイベント中ずっと手話での通訳もありました。
その後、区議会場に入って区議会が行われ、10の異なる政党代表者がそれぞれ平和についてのメッセージを述べ、カトリック教、イスラム教、ヒンズー教、仏教の代表者が世界平和を願う想いをシェアしたあと、中国旗のフラッグセレモニーとなりました。まずはイタリア語でその国の平和の祈りを唱えたあと、世界各国語で祈りました。モロッコの女の子がアラビア語、アルゼンチンの女性がスペイン語、フランス語を話せるイタリア人がフランス語を担当し、イタリア語の祈りはマルティーナさん、その他の言語は私が担当しました。
リハーサルではスタッフも旗手も不足していたのですが、当日はすべてスムーズに流れて美しいセレモニーでした。大陸ごとに、昌美先生の詩や、各大陸に繋がる美しい平和の詩を、劇団俳優のイタリア人女性が深い響きで朗読しました。
議員の方々、宗教リーダーの方々、一般の方々に加え、第5区の小中高校代表者も旗手になってくれました。
170人くらいの参加者の方々と共に世界各国語ですべての国に平和の祈りを捧げることが出来て感激でした。政治と宗教が平和の想いでひとつになり、世界で紛争がある国々への対立や批判の想いを超え、すべての国の平和を共に祈ることで国境も超えて、参加者は心をひとつにし、とても感動してくれました。
この第5区役所では毎月、区長さんや議員の方々がいろんな集いを開催されて地域の方々との交流を深めています。その内の3つをご紹介すると、まずは「異なる宗教者間の対話会」を開催し、宗教リーダーの方々が互いに友好を深め、歴史、文化や思想を学び合い、互いの違いを尊重する貴重な機会となっています。また、第5区のすべての小中高校代表者50人が集まって区長さんや議員さんと共にその月ごとのテーマについて話し合ったり一緒に区役所の周りの壁画を描いたりしています。そしてこの区議会は、区内の多くの社会的グループとも密接に関わり、毎月会合を開いています。(戦争がある地に行って負傷者の治療をしたり、貧しい人たちを助けたりしている「エマージェンシー(緊急隊)」や、身体障害者のグループなどもあります)
ミラノ市では他にもピースポールが何本も建立されていますが、この区役所入口前の庭のピースポールは、役所に来る住民、いろんな国籍を持つ在留外国人、移民者、いろんな活動をする社会団体、同じ建物の中にある図書館を利用する人、などなど、毎日多くの人たちの目に触れますから、本当に大きなお働きをしてくれることと思います。この役所の入り口脇、屋根の下にはいつもホームレスの人たちも数人寝ています。役所の建物の中には警察署もありますが、行き場の無いホームレスの人たちを黙認しているようです。その人たちにも目の前のピースポールの光が届きます。
区長さんは今後もこの5区でいろんな平和のイベントを続けて計画するそうで、ずっとやり取りが続いています。次のピースポール建立計画ももう始まっています。本当に嬉しいです。
長い御報告をご一読くださってありがとうございました。
無限なる喜び 田中園子
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