メルマガ

2025年12月13日(土)夜_神聖の眼で世界を見つめる日

【日時】

2025年12月13日(土) 20:55 ~

【ZoomのURL】

https://us02web.zoom.us/j/6980729270?pwd=nW9HgFrjw71kpe38gTNS-rdtnvZ3Rw.1

【当日のプログラム】

閲覧用 - ホームページ

2025年12月13日(土)夜_神聖の眼で世界を見つめる日
https://divine-spark.peace51.net/251213-a-day-to-overlook-the-world-with-the-divine-eyes/

ダウンロード用 - PDFファイル

251213-土-夜_神聖の眼で世界を見つめる日_詳細な内容.pdf
https://zoom.vg.peace51.net/download/25964/?tmstv=1765450593

【YouTubeのURL】

https://zoom.peace51.net/youtube-url_jp/


251213_神聖の眼で世界を見つめる日に寄せて

【全てを消えてゆく姿と観て、塵を払い垢を除く生き方】

 今をさかのぼること2500年前、現在のネパールとインドの国境付近でゴータマ・シッダルーダが悟りを開き、釈迦牟尼仏陀となり、衆生に宇宙の摂理を説いていました。その釈尊の弟子に、周利槃特(しゅり・はんどく)がいました。

 彼は釈尊の弟子の中でもっとも物覚えが悪く、一編の短い詩句さえ覚えることが出来ず、兄弟子達からは「お前はこんなものも覚えられないのか」「何をやってもダメな奴だなあ」と嘲笑されつづけ、小間使いのように扱われていました。 

 あるとき、周利はそうした兄弟子達から追い出され、精舎の外の木陰に佇み泣いていました。そこに釈尊が通りがかり周利に声をかけました。

釈尊:「其方はここで何をしているのだ?」

周利:「私はあまりにも出来が悪いために、兄弟子達から追い出されてしまいました。でも家にも帰れないし、ここにもいられず、どうしたらよいものかと途方に暮れていました」

釈尊:「其方は私の弟子であり、帰るべき家はここである。私のもとに残るがよい」

周利:「はい、有り難うございます」

釈尊:「御身は自身を愚か者と思うか?」

周利:「はい、左様に思います」

釈尊:「御身は自己の愚かさを知る者ゆえ、愚か者ではない。だからそのように悲しむ必要もない。本当に愚かなのは、自己の愚かさを知ることなく、みずからを賢き者と思い込んでいる者達である」

周利:「世尊、私のような者はどうやって修行を進めてゆけばよいのでしょうか?」

釈尊:「うむ、周利よ、其方は己を省みて、何が得意と思うか?御身が出来ることは何か?」

周利:「私に出来ることといえば、掃除くらいしか思いあたりません」

釈尊:「では、御身はこれから掃除だけを一生懸命に行なうがよい」

周利:「はい、わかりました。そのようにいたします」

釈尊:「その際には、“塵を払おう、垢を除こう”と唱えながら行なうとよかろう」

周利:「ありがとうございます。そういたします」

 それから彼は、来る日も来る日も精舎内のありとあらゆるところを掃除しつづけました。しかし、いくら掃除をしても、土埃や落ち葉など、汚れは後から後から積もります。それでも諦めることなく何十年も掃除しつづけてゆく中で、二十数年が過ぎたある日、彼ははたと気が付きました。「私は今まで自分の心身の外にある塵や垢を掃いてると思ってたけど、それはみんな、心の中の執着を映し出してたんだ」「いくら掃除したって汚れが積もるように、人の心も次から次へと執着の想いが湧いてくるじゃないか」「本当に清らかにすべきなのは心だったんだ」

 その気付きがあって以降、掃除をするときの彼の唱え言が変わりました。「六根清浄、六根清浄、六根清浄、六根清浄……」彼がそう唱えながら掃除しているのを、通りがかった長老の一人が聞いて驚き、釈尊に報告しました。すると釈尊は相好を崩し我がことのように喜びました。それから少しして、釈尊は弟子達に説法する場面で、周利に名指しで話しかけました。

釈尊:「周利よ、其方、掃除は楽しいか?」

周利:「はい、お蔭様でとても楽しいです」

釈尊:「うむ、皆の者、よく聞け。この者は阿羅漢果を得、悟りを開きたる者である」

そこで兄弟子の一人が声を上げました。

兄弟子1:「お言葉ですが釈尊、この者は経文を覚えるでも座禅を組むでもなく、掃除ばかりしていました。なぜこのような者が阿羅漢果を得ることなど出来ましょうか?」

他の兄弟子達:「そうだ、そうだ」「こんな奴が悟れるだなんておかしい」

釈尊:「では、今声を上げた者らに聞くが、其方らは生きていることが楽しいか?」

釈尊のその問いかけに一同は黙りこくりました。

釈尊:「日々を間断なく楽しい、嬉しい、有り難いと思い、そのような心で過ごせる心こそが悟りの心である。周利はその心を掃除をとおしてみずからのものにしたのだ。この者は日々の掃除をとおして、本当に掃くべき塵が自らの心の汚れたる三毒[貪(とん=貪る心)瞋(じん=怒る心)痴(ち=無知の心)]であるに気付き、六根(眼、耳、鼻、舌、身、心)の清浄を保たんと過ごし来たのである。周利は、二十年以上にも渡るそうした精進の末に阿羅漢果を得るに至ったのだ。最後に、悟りの真髄を皆に告げるがゆえ、よく聞くがよい。ただ一行の言葉でも、その言葉を究め正しく理解したならば、誰もが阿羅漢果を得ること必定である」

 そうして周利が悟りを開いたという噂は瞬く間に広まり、同時に彼の悟りを疑うものも現われ始めました。そこで釈尊は周利の悟りを証明するために、彼に比丘尼の寺で説法をしてくるよう伝えました。比丘尼達は「あのような愚者に何が説けるものか」と馬鹿にして見ていましたが、彼が説く法話を聞いて感動する者が続出しました。例えば次のようなお話です。

周利:「私が掃きつづけた精舎の庭と同じように、人の心も間断なく掃除しつづけることが大切なのです。なぜなら、私達の心は掃き清めつづけなければ汚れが積もる一方だからです。ですから私達は、生きているかぎり、死ぬ瞬間まで心の掃除を怠ってはいけないのです。 

 上記の逸話を私達の現代生活に当てはめてみますと、本当に掃くべき塵や洗い流すべき垢(よくするべき世界)が私達の心の中にあることがわかります。また、周利さんが「百知は一真実行に及ばず」「誠実真行万理を識るに勝る」を地で行く生き方をし、『消えてゆく姿で世界平和の祈り』に該当する心の中のたゆみない清掃(六根清浄行為)をしつづけた人であることがわかります。

 この世の出来事や人々の動向から、そのような真実を見極めることが出来る人を悟りを開いた人といいます。土曜日の夜は、全ての奥に神聖を認める眼を持って、地球世界の人類の動向と、それに翻弄されている生きとし生けるもの達と大自然のすべてに無限なる感謝を捧げ、宇宙神の光を送る日にいたします。

当日のプログラム

【始めの話】

永野皆様、こんばんは。夜のZoom祈りの会を始めます。本日の『神聖の眼を養う日』は、案内メールのリンク先にあった文章のように、本当によくすべきは、五感に感じるこの世界・この世ではなく、心の中の世界であることを深く自覚して、心の中の塵や垢を掃き清め、洗い流して、すべてに内在する神聖を調和した心で見つめ、命の元の宇宙神の光を人類と生きとし生けるものと大自然に送る日にいたしますので、よろしくお願いいたします。

それでは時間になりましたので、初めに世界平和の祈りを日本語と英語で行います。

1. 世界平和の祈り

永野それでは始めます。

世界人類が平和でありますように。
日本が平和でありますように。
私たちの天命が完うされますように。
守護霊様、ありがとうございます。守護神様、ありがとうございます。

May peace prevail on Earth.
May peace be in our homes and countries.
May our missions be accomplished.
We thank you, Guardian Deities and Guardian Spirits.

2. 神聖の意識を定着させる時間

永野りがとうございます。それでは、神聖の意識を定着させる時間に入ります。神聖の意識とは、神聖の眼で世界を見つめる意識であり、悟った状態の意識であり、神我一体の意識であり、漏尽通の意識ともいえる意識状態です。今から話す内容を楽にして、リラックスした状態でお聞きください。

『消えてゆく姿で世界平和の祈り』を倦まず弛まずつづけてきた私たちの意識は、いつ頃からか自然と、守護霊様・守護神様の意識波動と重なり合い、肉体の心に神聖を自覚するに至りました。

私達が神聖の存在としての眼で世界を見渡しますと、本当に変えるべきは人の心であり、人類の心に神聖を甦らせることでのみ、私達が望む恒久平和が実現した大調和した世界ができあがることがわかります。

もし私達が考え方の習慣を変えず、「悪いのはロシアだ。イスラエルだ。彼等に戦争をやめさせなければいけない」と考えつづけ、その心で平和を祈ったり、神聖復活の印を組みつづけているとしたら、それはこの世の方々と同じ立場で、二元対立の綱引きに参加していることであり、同じ穴の狢です。

世界平和を祈る私達は、誰が正しいとか、誰が間違っているとかいうこの世的な考え方を超越して、生命全体の調和をしっかりと見据えている必要があります。この世では今、アメリカのトランプ大統領が戦争状態を終わらせようと、イスラエルとパレスチナ、ロシアとウクライナの間に介入して落とし所を探っていますが、やっていることは相も変わらぬ「武力的弱者に対する泣き寝入りの強制」であり、「武力の強い国ばかりが得をする」という、これまでと何ら変わらない世界の継続です。

短期的にはそうやって力で押さえつけて戦争状態を回避したとしても、心まで変えることは出来ませんから、道を外れた成功体験を重ねた勝者はさらなる力の拡大を図り、抑えつけられたほうにも反動が来て、いずれまた衝突するときが来ます。

そのような世界にあって、地球世界に恒久平和の状況をもたらそうと働く私達の立ち位置は、五井先生の言葉を借りれば「右翼でも左翼でもなく仲良く」であり、「生命の本質を思い出して永遠のいのちを自覚した世界」です。

世界人類の平和のみを何十年も祈りつづけてきた私達が世界情勢を見渡しておりますと、「右にも左にも味方せず、正義にも悪にも加担せず、全人類平等に宇宙神の光を注いでゆく以外に本当の平和をつくる道はなし」であるとつくづく思われてきます。

神の眼から観れば、すべての人類は幼く健気であります。今現在、少なくとも私達は、自らの心を省みて、消えてゆく姿で世界平和の祈りを極め、幼く健気な人類の境地を卒業する必要があります。

正義も悪もなく、右も左も関係なく、人類全てを無条件の愛で抱きしめ、神界へお連れするためには、私達自身が守護霊様・守護神様と一体化して、神の意識で世界を見つめることが大切です。

ここで3分ほど音楽を流します。呼吸をユッタリとして、神聖の眼を研ぎ澄まし、神聖の意識にチューニングしてください。そして、世界人類と生きとし生けるものと大自然に無限なる愛と感謝の光を放ってまいりたいと思います

《音楽を聴きながら、神聖の意識にチューニングする時間》

はい、ありがとうございました。

3. 神聖の眼でおこなう世界各地の自然への感謝

行天:永野さん、ありがとうございました。ここからは、神聖の眼で地球世界を見つめ、大自然や生きとし生けるものへ感謝を捧げる時間にしてまいります。

2025年の一年間で、私達は神聖の視座に立った意識をもって、ありとあらゆる存在や出来事の背景に神聖の輝きを見て、感謝の光を送るまでになりました。

ここへ至る道のりは簡単なものではありませんでしたが、私達だけの力でそうなったわけではありません。

大地、空気、水ほか、すべての大自然、そしてたくさんの植物や生物たちの献身のおかげであり、ここまで私達を育ててくださった守護霊様・守護神様・神界の神々様・宇宙天使の皆様方のお蔭でもあります。

本日は、そうした私達を育ててくださったあらゆる存在への感謝の心をもって、世界各地の自然や生物に心からの感謝を捧げ、宇宙神の光を送ってまいります。 それでは始めます。

3-1. 北中米の大自然への祈り

永野:初めは、北中米の大自然への祈りです。ここからは、画面の文字を読み上げて神聖復活の印を一回ずつ、組んでまいります。

行天:私達は、北中米の大自然と、神聖によって繋がり合っています。

水、空気、風、大地、山、生き物など、北中米のすべての大自然に、心からの感謝を捧げるとともに、宇宙神の光を送ります。

<神聖復活の印を一回>

(※14秒間、お祈りする)

永野はい、ありがとうございます。

3-2. 南米の大自然への祈り

永野次は、南米の大自然へのお祈りです

行天私達は、南米の大自然と、神聖によって繋がり合っています。

水、空気、風、大地、山、生き物など、南米のすべての大自然に、心からの感謝を捧げるとともに、宇宙神の光を送ります。

<神聖復活の印を一回>

(※14秒間、お祈りする)

永野はい、ありがとうございます。

3-3. ヨーロッパの大自然への祈り

永野次は、ヨーロッパの大自然へのお祈りです。

行天私達は、ヨーロッパの大自然と、神聖によって繋がり合っています。

水、空気、風、大地、山、生き物など、ヨーロッパのすべての大自然に、心からの感謝を捧げるとともに、宇宙神の光を送ります。

<神聖復活の印を一回>

(※14秒間、お祈りする)

永野はい、ありがとうございます。

3-4. 中東の大自然への祈り

永野次は、中東の大自然へのお祈りです

行天私達は、中東の大自然と、神聖によって繋がり合っています。

水、空気、風、大地、山、生き物など、中東のすべての大自然に、心からの感謝を捧げるとともに、宇宙神の光を送ります。

<神聖復活の印を一回>

(※14秒間、お祈りする)

永野はい、ありがとうございます。

3-5. アフリカの大自然への祈り

永野次は、アフリカの大自然へのお祈りです

行天私達は、アフリカの大自然と、神聖によって繋がり合っています。

水、空気、風、大地、山、生き物など、アフリカのすべての大自然に、心からの感謝を捧げるとともに、宇宙神の光を送ります。

<神聖復活の印を一回>

(※14秒間、お祈りする)

永野はい、ありがとうございます。  

3-6. アジアの大自然への祈り

永野次は、アジアの大自然へのお祈りです

行天私達は、アジアの大自然と、神聖によって繋がり合っています。

水、空気、風、大地、山、生き物など、アジアのすべての大自然に、心からの感謝を捧げるとともに、宇宙神の光を送ります。

<神聖復活の印を一回>

(※14秒間、お祈りする)

永野はい、ありがとうございます。

3-7. オセアニアの大自然への祈り

永野次は、オセアニアの大自然へのお祈りです。

行天私達は、オセアニアの大自然と、神聖によって繋がり合っています。

水、空気、風、大地、山、生き物など、オセアニアのすべての大自然に、心からの感謝を捧げるとともに、宇宙神の光を送ります。

<神聖復活の印を一回>

(※14秒間、お祈りする)

永野はい、ありがとうございます。

3-8. その他のすべての地域の大自然への祈り

永野次は、その他のすべての地域の大自然へのお祈りです。

行天私達は、その他のすべての地域の大自然と、神聖によって繋がり合っています。

水、空気、風、大地、山、生き物など、その他のすべての地域の大自然に、心からの感謝を捧げるとともに、宇宙神の光を送ります。

<神聖復活の印を一回>

(※14秒間、お祈りする)

永野はい、ありがとうございます。

4. 人類神聖復活の祈り

行天それでは最後に、人類の神聖復活へ向けて、心を込めて神聖復活の印を1回組みます。

印を組み終わりましたら、そのまま目を閉じてお祈りします。

世界人類が平和でありますように。
人類の神聖復活、大成就。

世界人類が平和でありますように。
人類の神聖復活、大成就。

<神聖復活の印を1回>

<そのまま目を閉じて、1分間、瞑想する>

行天ありがとうございました。

永野 行天さん、ありがとうございました。

以上