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251220-動画による祈りの会_由佳先生・真妃先生・里香先生

【お三方】

○皆様、おはようございます。

【里香先生】

○本日は、いよいよ今年最後の回となります。12月20日土曜日になります。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。では、由佳先生、どうぞ。

【由佳先生】

○はい。本当に師走の忙しい中にもこうやって皆様一緒にお祈り、最後に2025年最後のお祈りをご一緒できることをとても感謝しています。

○2025年を振り返ると、私自身もたくさんの消えてゆく姿をいただいたなと思うと同時に、それ故に大きな浄化があり、また新たな進化があったなと感じている12月です。

○あとは、12月といえば大掃除じゃないかなと思うんですけれども、富士聖地でもこのあいだ、本当にたくさんのご奉仕の方々が、本館の下駄箱やお手洗いや畳一つ一つのお掃除をしに、全国のいろいろなところからお越しくださったんですけれど、やはり大掃除というのは「世界人類が平和でありますように」という祈り心でやらせていただくと、本当に自分の体全体・意識全体が「世界人類が平和でありますように」という祈りと一つとなって動け、それを実感しやすい時間だなと思いました。

○同時に、やはりそういう想いでお掃除される姿を見せていただくと、なんてありがたく美しいんだろうと思います。

○別に誰に見られるわけでも、褒められるわけでもなく、でも本当に世界の平和を思いながら無心になって、その場を綺麗にしていらっしゃる方々を思いながら、お掃除してくださる皆様との時間というのはすごく特別だなと思いました。

○それで、そこから学ばせていただくこともたくさんあって、「自分もおうちでも同じような意識でお掃除できたなら」と、そんなことを思わせていただく12月でした。まずは私の方からでした。ありがとうございます。

【真妃先生】

○皆様、こんにちは。 今年最後の「動画による祈りの会」にご参加いただきまして、まことにありがとうございます。

○私は12月に入り、1年を想い振り返りながら、本当にこの1年、いろいろな出来事に対して一つ一つ感謝をしている時間をこの1ヶ月過ごしています。

○「こんなことあったな」「この人のおかげでこんな体験ができたな」「この日、この方、このような出来事を通してこんなこと学べたな」って一つ一つ振り返りながら、そこに感謝の気持ちを乗せてゆくことによって、この1年、いろんなことがありましたけれども、最後の締めくくりは、すべてに対して感謝で終えてゆけたらいいなと思いながら、丁寧に12月を過ごしています。

○残り少ない時間ですけれども、この12月が終わるまでにこの1年すべてに対して、「ありがたいな」っていう気持ちで閉じて、来年新しい気持ちでスタートさせたいなと思っています。今日もどうぞよろしくお願いいたします。

【里香先生】

○皆様、本当にこの1年間、祈りをともに重ねさせていただけたことを私も深く感謝しています。こうやって月に2回、「動画による祈りの会」があることは、心を整理する機会、自分の内を見つめて祈りの中にそれを投げ入れる機会になっています。

○また、こうして3人一緒の時間もすごく大事で、それぞれの変化と成長とか、今抱えていることであったりとかを感じ取りながら祈り、成長することもできて、私達にとっても、大事な時間となっております。

○ですから、今年は今日が最後ですけれども、改めてまた良い時間を皆様と過ごしてゆきたいと思っております。よろしくお願いします。

<いのりカードの説明>

【真妃先生】

[画面に表示された4枚のカード 表面]

10.いかなる問題の解決策も、私たちの内面に見つけることが出来る。解決の道を鎖すのは、私たち自身の固定観念である

1.祈りこそ人の心を変えるもの

27.中庸はどこから出てくるかというと、神様にすべてまかせたところから、生まれてくる

15.幸せは今この瞬間にある

[画面に表示された4枚のカード 裏面]

10.◆いかなる問題の解決策も、自分の内面にあると聞いて、あなたはどのように思いますか?

   ◆あなたの中にある、どのような思い込みや固定観念が、解決の道を鎖(とざ)していると感じますか?

1.  ◆どのような祈りが心を変えると思いますか?

      ◆祈りを通して、自分や相手の心が変わったと感じた体験があれば、教えてください。

27.◆神様や大いなる流れにおまかせした体験があれば教えてください。

   ◆中庸に至るために、大切にしていることがあれば教えてください。

15.◆今この瞬間、あなたが見ている幸せ、聞いている幸せ、感じている幸せはどのようなものですか?

   ◆幸せは過去や未来にあるのではなく、今この瞬間にあると考えた時、どのように感じますか?

○まず初めにご紹介からさせていただきます。特別プログラムなどのお祈りに入る前に、私達はこの1年かけて「いのりカード」というカードを作っています。

○来月1月24日の「動画による祈りの会」が終わった後に、Zoomで「いのりカード説明会」を主催させていただく予定です。なので、「いのりカードってどんなカード?」っていうのを、皆さんに簡単にお見せして、今日は3人でちょっと体験してみたいなと思っています。

○「いのりカード」には表面と裏面がありまして、表面はこのようにイラストと、あとは五井先生・昌美先生のご著書からの引用文が書かれています。

○カードは全部で30枚ありますけれども、今日は30枚全てお見せすることができないので、4枚選んできました。

○使い方はこの30枚のカードを、別に30枚じゃなくてもいいんですれど、10枚でもいいんですれど、今日は4枚ですが、バーって机の上に並べます。

○今並べた状態で私達3人、この4枚のカードを見ていますが、この4枚のカードを見たときに、どの言葉のカードが自分の心に今響いているのかっていうことを感じていただいて、その中から1枚、一番今の自分がピピッとくる言葉が入っているカードを選ぶところから始めます。

○今日は4枚ありますが、「この中から今の自分にピピッとくる、惹きつけられるカードはどれですか?」ということです。

○ちょっと字が小さいので、簡単に読むと「いかなる問題の解決策も、私達の内面に見つけることが出来る。解決の道を鎖すのは、私たち自身の固定観念である」。

○二つ目が「祈りこそ人の心を変えるもの」。

○三つ目は、「中庸はどこから出てくるかというと、神様にすべてまかせたところから、生まれてくる」。

○四つ目は「幸せは今この瞬間にある」ということです。

○この中から1枚どれか選んでいただけますか。誰から行く?由佳先生?里香先生?

【里香先生】

○私は、この「中庸は」っていうカードです。絵がすごくかわいくて、この笑顔を見てるとすごく幸せな気持ちになる。この色合いとかもいいなと思って、それがパッと目に入って惹かれました。

【真妃先生】

○もちろん、イラストからもありだと思います。里香先生は「中庸はどこから出てくるかというと、神様にすべてまかせたとこから、生まれてくる」を選ばれました。由佳先生はどうでしょうか?

【由佳先生】

○私も実は同じカードです。2025年を思うと、何かこのカードにすごく惹かれるなという気持ちになります。

【真妃先生】

○私は「いかなる問題の解決策も私達の内面に見つけることが出来る。解決の道を鎖すのは、私たち自身の固定観念である」っていうのが今自分に響いています。

○今日の特別プログラムで、由佳先生が読んでくださる詩の中身ともすごく繋がるんですけれど、本当に外には一切の解決策もなければ、自分の不満の原因もなければ、喜びの原因もなくて、それらは全て自分のうちにあるっていうことを今すごく思っていて、なのでこの答え、このカードがすごく自分の中に響いています。

○こんな感じで皆さん30枚あるので、お好きなカードを並べて大切な人達と囲みながら、どの1枚が今の自分にピピッと来ているかでカードを選びまさす。そうやって、何でそのカードが響くのかを話してもらった後に裏をめくります。

○このカードの裏には、問いが書いてあります。中庸のカードの問いは、右上の27番になっていて、私の固定観念についての問いは10番になっています。

○そこに、表面の言葉を深掘りするような「問い」が書かれているので、今度はその「問い」を見てもらって、両方答えてもらいます。今日は時間もあるし、どっちか答えやすい方を答える形にします。

○簡単な問いではなくて、自分達のなかを深掘りしてゆくための問です。そこでは、正しい答えを見つけようとするのではなく、この問いを通して自分の中から出てくる新たな考え方や気付きをシェアします。

○今日は、里香先生は「神様や大いなる流れにお任せした体験」があれば教えてください」という問に答えてください。由佳先生は「中庸に至るために大切にしていることがあれば教えてください」という問いに答えてください。

○対話会をするときは、この「問い」を見つめて2分間か3分間、ゆっくり考えて、そして準備のできた人から答えてゆくという感じになります。

○私が選んだカードの問いは、「いかなる問題の解決策も、自分の内面にあると聞いて、あなたはどのように思いますか?」と、「あなたの中にある、どのような思い込みや固定観念が、解決の道を鎖していると感じますか?」という問いに、静かに向き合いながら、その中から出てくる答えというか、気付きや想いをシェアしてゆきます。

○それぞれ選んだカードは違うし、向き合っている問いは違うかもしれないけれど、そこに言葉を重ねてゆくということが、その瞬間、その場は真理を深掘りし続けるすごく尊い場になってゆくと思っています。

○大切な人とそういう対話をいつでもできる、そんな時間を作りたいなと思って生み出したのがこのカードになっています。

【由佳先生】

○ちなみに動画を見られる方々は、もしかしたら最初の自分のカードがどこかわからなくなっちゃったしかないかもしれないから、もう1回表面に出してもらっていいですか?

【真妃先生】

○自分の位置を覚えればいいんですよね。

【由佳先生】

○選んだ方は、自分が右上だったのか、右下だったのかを、もう1回確認してください。もう1回質問に戻っている間に、別の質問を選んだ方々も、その間に考えてもらったらいいですよね。

【真妃先生】

○そうですね。「何が本当の答え」ではなく、こうした問いを見たときに、湧き上がってくるイメージだったり、言葉だったり、想いなんかを、正直かつ素直にお話してもらえたらなと思います。

【由佳先生】

○私は27番で「中庸の話」だったんですれど、「神様や大いなる流れにお任せした体験があれば教えてください」っていう質問でした。

○これを通して気付いたことは、「私は、結構自分でやりたがる人だな」ということです。「自分で考えて、自分で行動して、自分でやってみよう」という動き方をしている。別に、それがいいとか悪いとかではなく。

○でも、そこに限界を感じたり、立ち止まってしまったり、自分の思い通りにいかないときに、ようやくそこで神様や大いなる流れを見つめようとしたり、自分の行動を振り返ろうとしてみたりする。

○そして、自分一人でやるものではないと気付いたり、神々様の流れとともにあることを忘れていたと気付いたりします。

○「そういう傾向があるな」と思ったからこそ、この質問を選んだんです。「自分でやりたがって、バーって猛進するよりも、そのときに神々様の流れを感じられるようになりたいな」ってこの質問を通して、逆に思わされたという感覚です。ありがとうございます。

【里香先生】

○ありがとうございます。素敵です。とってもありがとうございます。私も同じ問いでした。「神様や大いなる流れにお任せした体験が、あれば教えてください」。

○私も若いときは自分の力で何事もやらなくてはっていう気持ちがすごく働いていたんだけれども、やはり由佳先生とすごく似ていて、そこに限界が生じたりすると、やっぱりお任せするというか。そういう気持ちに自然となる。

○それを思ったときに、五井先生がよく「心臓は誰が動かしてるんですか?」とか、「呼吸は誰が司っているんですか?」とか、「太陽が昇るのは、誰がそうさせているんですかって?」っておっしゃったようなシンプルな問いを思い出して、「そういう自然の命の働きというのは、自分がどうコントロールしても、どう力んで頑張ってやろうとしても、絶対にできることではない」ということに気付くと、自分がコントロールできない自分を超えた大いなるものの存在をすごく意識するようになり、感謝することになる。

○自分の個の部分を、そうした方向に上手に乗せてゆくことによって、そうした流れがよりスムーズになってゆく。そのリズムというか、そういう感覚を、自分に気付きがあったときに、流れにお任せするっていうことを自然とできるようになっていったかなと思います。

【真妃先生】

○ありがとうございます。私は「あなたの中にあるどのような思い込みや固定観念が、解決の道を鎖(とざ)していると感じますか?」っていう問いです。

○私は、20代ぐらいから周りの人に指摘されていて、自分も感じてたことは、「自分は絶対こうだ」っていう「絶対」っていう言葉をよく使ってたんです。

○今もちょっと気を抜くと「絶対」という言葉を使ってしまうんですけれど、「もうこれが絶対正しい」って思う生き方を志して、自分が「絶対に正しい」と思えることは確信を持って自分の道を貫く生き方をしていた。

○それは、迷いなく貫いてゆく場合にはすごく力を与えてくれる言葉ですけれど、そうじゃないやり方をする人達を批判したい気持ちが出てきたりする。何か刀のように切り開く力と、相手を傷付ける力を持ちながら生きていた。

○そして、それに対して自分も傷付いてゆくという生き方をしていたんですけれど、世の中はそんなふうに白黒で割り切れるものはない。

○そうではなく、他者や守護霊・守護神と繋がってゆくことによって、自分の固定観念を超えた大きな気付きがあったり、道が開かれたりしてゆく。それこそが由佳先生・里香先生がおっしゃっていた中庸の道、神様にお任せする生き方です。

○そのようにしてゆくと、白黒どっちかではなく、本当に真ん中に立って生きてゆく道があることに気が付けて、そこを補正してゆく人生を歩んでいるなかで、「もう“絶対”は使わない」と決心し、まずは“絶対”という言葉を使わないように心掛け、そういう想いが出てきたときに「なんでそう思うのか?」っていう自身への問いかけや、「人の話を聞こう」という改心があったりして、そういう小さな積み重ねがあって、少しずつ少しずつ自分を矯正していって、白黒ではない「あわい」とか「間合い」こそがすごく大切だと思える境地にゆっくりと入ってきているなと思っています。

○なので私の中では、「自分の固定観念が解決の道を閉ざしている」というのは、「本当に正しい。こっちが正しい。私が正しい。絶対こうだ」っていう想いだなっていうふうに思っていて、まだまだこれは自分の中の癖として残っているのですけど、そこと仲良くしながらも、本当に新しい世界を見つけていきたいし、もっと自分を超えた大いなる力と繋がって、進化・創造・創発(創造発展)の道を歩んでゆきたい。そこにこそ神聖な道が現われてくるのではないかなと思っています。

○こんな感じでカードを使いながら、大切な方々と本質的な問いや「生きるとは何だろう?」といったことの対話ができるようなカードになっています。はい、ありがとうございます。

【由佳先生】

○昌美先生もすごくこのカードに感動されていました。表に書かれている言葉が、昌美先生と五井先生のお言葉の引用なんですよね。

○最初は、自分とどう関わるのかもよくわからなかったけれど、気付かない分野の文面が全部入っているうえに、それに対してちゃんと説明が入っていて、本当に素晴らしいカードで、私も喜んで使っています。

○一緒にね、遊んだりしているのですけれども、「皆様もぜひやってみたらどうですか」という昌美先生からの一押しというか、感想も心に残っています。

○今までこういうやり方や使い方のグッズがありませんでしたが、でも本当にいろいろな分野のいろいろなメッセージが詰まっています。

○今日もそうですけど、聞かれたら自分の中から出てくるけれど、そういうカードや聞く機会がなければ、そこを考えることも自分の中から出てくる答えにも触れられないという意味では、本当に楽しめる、そして学びになる。

○そして一緒にやればなおさらお互いの気持ちがわかるということで、昌美先生のご感想もちょっと入れさせてもらいました。はい、以上です。

【真妃先生】

○このカードを作ってゆくうえで、由佳先生にも質問しました。お互いみんなで作ったんですけど、お互いでこの質問をし合ってみて、どんな答えが出るかというなかに、昌美先生にも何度もこの問いを投げかけさせてもらい、どんな答えが出てくるんだろうと試しながら、そうすると、五井先生や昌美先生が書かれた文章が、さらに本当に自分の体験と繋がり、進化した形で自分のものとして、言葉として出てくるということがあります。

○また、昌美先生の言葉でさえも、昌美先生のその裏の質問を聞かせてもらうことで、さらに何かそこの言葉が出たところとはまた違う視点でそこが深掘りできたりします。

○なので私達がなぜこのカードを作ったかというと、ご自分の神聖に焦点を合わせていただきたいと思ったからです。どんな人も神聖なので、このカードの言葉に響く内容があるということは、皆様の中、私達の中に神聖に繋がる世界観があるということです。

〇だから、そこに気付いてゆくためには、「昌美先生は素晴らしい」「五井先生は素晴らしい「昌美先生のお言葉、五井先生のお言葉は素晴らしい」と思うだけの状態(神聖と自分を引き離したところ)から、自分が外に素晴らしいと思えるものは、中にあるものを映し出して、それが素晴らしいと思えていることに気が付き自覚して行くことが大切です。それに気が付いた時点で、自分はもうその時点で同じ世界を観ているということです。

○それをみんなと対話することによって、自分が体験した人生だからこそ伝えられる内容を言葉にしてゆく。「こういうふうな神聖を生きる方法があるよ」「こういう景色があるよ」っていうことを、皆様と分かち合っていただきたいなという想いがあって作りました。

○今、最終段階の校正の段階で、販売はまだでご購入いただけないんですけれども、1月・2月に時間をとらせていただいて、このカードにご興味がある方と先取りする形で体験していただいたり、説明させていただく時間を用意していますので、お時間がある方はぜひぜひご参加いただければと思います。詳細は、白光誌の今月号の後ろの方に載っていますのでご覧ください。

○ご挨拶が長くなりましたが、1年の最後にこんな時間を作らせていただきました。それではお祈りに入ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

【里香先生】

《世界平和の祈り》

○ありがとうございました。

《昌美先生のお話と詩の朗読》

【由佳先生】

○はい、ではこれからメインプログラムに移らせていただきます。真妃先生が冒頭でもおっしゃられていましたけれども、全ての出来事一つ一つに感謝できる境地が本当に大事だなと思っております。

○2025年の最後、この時間、本当に今年1年の全ての現象に感謝しつつも、そして自分自身に深い感謝と愛を送りながら、そして最後に皆様とまた人類に向けてお祈りと神聖復活の印を組めたらいいなということで、今日はちょっと瀬木神(瀨木元理事長)がよくおっしゃられていたんですけれど、「昌美先生の原稿というのは、7年後ぐらいにようやく落とし込むことができる」と。

○そのときにはすごく最先端過ぎて、一生懸命読むけれどわからない。でもそれが数年たつとすごく落とし込まれてゆく。そういうお言葉を思い出していたので、今日は7年遡って2018年の昌美先生の白光誌のご法話を探していたんですけれど、そうしたら1年さかのぼるんですれど、2017年12月の白光誌に、昌美先生のお原稿で【神聖復活の礎となるもの】という原稿がございました。

○そこで、昌美先生が詩を書かれているんですね。「あなたは生きる意味がある」という詩があって、神聖復活の時代に合わせて新たに加筆された詩でした。

○なので今日はその詩の部分をお読みしたいんですけれども、その前の前段階での説明として、これは五井先生の101歳のご降誕祭のときのお原稿なんですね。そこでお話されていたことを読ませていただきます。

闘争、差別、難民など、現代の地球が抱えている問題は多岐にわたり、私達一人一人が労力を尽くしても、到底カパ―できるものではありません。だからこそ、長い間皆様が析りつづけてくださった世界平和の祈りや行がいかに大切だったか。その積み重ねにより、人類滅亡か否かという今の時代に、とうとう神聖復活目覚めの印が降ろされたのです。

これは決まっていたのです。皆様方は神聖復活目覚めの印日々瀬みつづけ、3500回を達成した方が2000人近くもおられると伺っております。今の時代、時間が長くかかる印では間に合わない時もある。しかし、この神聖復活の印は一分間で組め、皆様方の肉体エネルギーを頂くことが出来ます。これが条件なのです。地球の多くの難事を防ぐためには、皆様方一人一人の肉体のエネルギーが必要なのです。

これまでの印も皆様のエネルギーを頂いてはいましたが、それはごくわずかなエネルギーで、当時と今の皆様方の体力、意識、神聖は比べ物になりません。今の皆様方は光そのもので、不安恐怖がない。ですから神聖復活の印を通して皆様の肉体エネルギーを取らせていただくことで、大難を小難に変えることが出来るのです。

これからいろんなことが始まるでしょう。新聞やテレビやインターネットの情報に惑わされることのない、皆様方のような神聖復活をなされた人々の神断(神様の判断力)がますます必要となります。

○これは7年前に書かれているんですね。本当にその後いろいろコロナであったり、ウクライナの戦争であったり、様々な状況、惑わされかねない情報がありましたが、常に私達は神聖復活の神断(神様の判断力)でそれ以降もずっとこのすごい光の印を組み続けてきているんだなっていうのが、やはり7、8年前の原稿を見ると、改めて振り返ることができます。

○3500回とか何千回とか一生懸命あのとき神聖復活の印を組んでいたなとか、それから神聖復活の印が日々の当然の行事になった。私達がこの印を組むことによって、本当にすごい光がこの7年間の間に様々な大難を小難に変えて、今私達の目の前にある現象があるんだなということを感じさせていただきました。

○少し長くなりましたが、ここで「あなたには生きる意味がある」という神聖復活の時代に合わせて書かれた詩を読ませていただきます。

○今から詩を読みますので、皆様は「どの部分が今の自分に響いているか?共鳴しているか?どの言葉に自分が惹かれているか?」を感じながらお聞きください。

【あなたには生きる意味がある】

いかなる人間のいかなる人生にも

尊い深い意味が隠されている

どんなに生きることに疲れ

どんなに絶望している人でも

あなたの人生には、生きる意味がある

尊い価値がある

決してあなた一人だけが

この世の果てに取り残されてしまっているわけではない

なぜあなたは

他の惑星ではなく

この地球に

未来の時代ではなく

今の時代に

他の家族ではなく

今の家族に

今、あなたの置かれている立場がいかなる状態であっても

その奥に尊く深く輝かしいあなただけの人生の意味が隠されている

いかなる人にも自分のすぐれているもの

素晴らしいものが必ずある

その奥に深く深く輝かしい

あなただけの人生の意味が存在しているのである

なぜなら人は誰もが本来神と一つである

大光明の光の一筋である

自らの永遠の進化のプロセスの中で

自らが生きる真の使命を担って

今生に生まれてきた真の意味が隠されているのである

それこそが神聖復活

自ら神性に目覚め神聖復活を果たすために

宇宙神と自分が全く一つであることを体験するために今、

この今生に皆様方は生まれてきて、いよいよ神聖復活が始まる

○というふうに昌美先生はお書きくださっています。また、次のお話もありました。

宇宙子科学は波動の違う次元での大変なミッションです。でもそれを降ろすことにより、科学も精神も肉体も全部が一体となって、差別も批判も貧富の差さえない世界が到来します。みな喜び、慈しみ合い、尊敬し合い、生命を尊び合い、生きられる世界が始まります。贅沢しなくとも、他の命を殺さなくとも生きられる時代になります。誰かの犠牲、動物の犠牲、水の犠牲、太陽の犠牲によって生きるのではなく、自分自身の神性で生きる時代が来るのです。

101歳の五井先生のご降誕祭に、このように大勢の方々にお集まりいただき感謝申し上げます。体調が悪かったのですが、お話ししたいと思ったら、これだけの力が出ました。やはり人間というのは出来るものなのです。これは皆様方の守護霊様、守護神様の許可を得て、皆様方のエネルギーを頂いたから出来たことでもあります。とうとう神性エネルギーの時代に入りました。お互いにエネルギーを譲り合える時代が来たのです。

これこそが宇宙子科学の時代、神聖復活の時代です。本当におめでとうございます。五井先生も「よくついてきてくれた。この富士聖地からこそ、すべてから始まる」

○このようなお話が2017年12月号のお原稿に書かれていましたということで、ぜひ昌美先生の詩から真妃先生、里香先生に感想やコメントをいただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。

【真妃先生】

○本当に改めて素晴らしい詩にゆっくり耳を傾けさせていただいて、深いなって思いながら感じていました。

○あのカードと一緒なんですけれど、すごく心に響いたのは、「外に原因を見て外を本当に批判している限り、自分の神聖な成長は一切ない」っていうことです。

○本当に「あの人のここが嫌だな」とか「この組織のここが嫌だな」って、自分のなかにある不満とか不快な想いの原因を外にばかりに目を向けて探しているとしたら、「それほど時間の無駄遣いはないな」って思っています。

○それって尊い自分の時間を、ただただ何の意味もないことに消費しているだけだなって思っています。

○お金が一番大切だと思う価値観があります。お金が生きてゆくうえで必要なものだとすれば、時間やエネルギーをお金を向け、注目しつづける。そういうことに浪費するエネルギー以上に、自分を成長させたり、生きている意味を感じることにエネルギーを注いでゆくことが大事です。

○「自分の時間や注視するためのエネルギーだったりを何に向けますか?」と問われたときに、外に対する批判とか不満に向けていたなら、そこには一切自分の成長、神聖開発はない。

○だからこそ、自分の成長のために時間を使う。自分の注意とか、意識を向けるエネルギーとか、与えられた時間などを、とにかく自分の内に向ける。

○そして、「この出来事を通して何を今自分は受け取っているのだろう?」「この機会はどんな成長の機会を与えてくれているのだろう?」「この体験を通してどんなふうに視野を広げてゆけるだろう?」「今この瞬間に私は、どういう神聖の言葉を語り、神聖の想いを発し、神聖の生き方を顕わせるだろう?」のような意識の用い方をする。

○外の出来事というのは、ただ現われては消えてゆく姿。外(五感に感じる世界)はただ流れ去ってゆくだけ。過去が現われては消えてゆく、その様子を見ているだけ。

○そのように、流れてゆくものをただ眺めながら、それを批判・非難・評価するではなく、「消えてゆく姿をただ感謝で受け止めて守護霊様に世界平和の祈りでお渡ししながら、自分の時間とエネルギーを自身の進化創造・神聖復活に向けて、深い呼吸と神聖意識の発露を通して進化してゆくことに使うことにこそ生きる意味があるのだな」ということを、改めて昌美先生のこのパワフルな文章を読ませていただいて感じた次第でございます。

【里香先生】

○私も今、真妃先生がおっしゃった、すべていろいろなことが流れてゆくなか、世界が移り変わってゆくなかで、自分の眼に留まるもの、意識するもの、自分が見たモノの見方・認識というのは拡大するということです。

○私達が意識を批判・非難とかに向けたらそれは拡大するし、美しさとか感謝とかに意識を向けたら、それもまたそこで拡大する。

○昌美先生が「一人一人意味があるんだ」「自分達の命がここにあるのは意味があるんだ」っておっしゃるその意味というのは、やはり「どれだけ成功するか」というようなことではなく、今、真妃先生が話してくださったみたいに、自分がここにいて、どういうふうに世界を見て、そしてどういうふうに世界と自分が一致して、その意識が世界に拡大してゆくのか。

○そこに意味を持つとしたら、一人一人が何を見つめるのか?何を拡大させるのか?何を意識に向けてゆくのか?という、そこにすごく力が宿る。

○そういう意識の使い方こそが、世界に意味を持たせるし、自分自身の命、自分自身の存在が広がってゆくことに繋がるというところかなと思います。

○昌美先生の詩を聞きながら、自分のなかでも「世界の意味」と「自分がここにいる」、「一人一人がここにいる」という『存在の意味』というものが少しずつ一致していって、それこそが神聖を顕わす流れというか、きっかけになるのかなと思って、パワフルなんだけれども、何かうっとりとしながら感謝の気持ちがすごくあふれる文章だったなと思いました。

【真妃先生】

○今おっしゃっていた「拡大してゆく」ということ。それは、結局「自分が見るものが見た形で拡大してゆく」ということで、それこそ批判すれば批判した世界が拡大するし、感謝すれば感謝する世界が拡大するし、外には力はなくて、結果として現われる原因はすべて自分の中にある。

【里香先生】

○そうですよね。おっしゃったようにニュートラル。ただ川は流れてゆくというなかで、そこにある石ころに意識を注目させたら、その石ころだけが拡大して見えて、全体の流れを見ることが出来ない。でも実際は、すべては流れていきながら、キラキラ水面が輝いて美しい。それさえも全てが流れてゆく。

○そういうところに意識を向ければ、それと一致して、世界と自分にまったく差がなく、向こう側の外の世界に力があるのではなく、自分自身と世界がどのように、ともに分断なく創造してゆくかという大きな流れが見えてくる。

○私達に本当に宿っているのは、そうした自然の大いなる力というか、神聖の力なのだと思いました。

【真妃先生】

○そう思います。本当にそれをするなかで、やはりその自分のなかの何を観るか、何を拡大させるのかというところを調えるために、印があったり祈りがあったりする。

○その大いなるもの、自分の神聖と繋がることによって、外に見るものも神聖なものになってゆくし、神聖の部分を見つめてそこに注視したり、意識を向けたりしてゆくことによって、そういった素晴らしい世界が拡大してゆく。

○神聖到来のこの時代に私達一人一人がハッキリと自覚しなければいけないことは、「人類一人一人の心の中に全ての原因がある」ということを自覚することです。やはりそこを改めてすごく認識し生きてゆく必要がある。神聖な世界を切り開いてゆく鍵は、私達一人一人の心の中にあるんだというところを受け止めさせていただきました。由佳先生はいかがですか。

【由佳先生】

○はい、ありがとうございました。もう、本当にお2人のメッセージがまさしく次のプログラムへの良い移行になるなと思うんですけれども、改めて、本当に里香先生がおっしゃってくれたように、自分が目に留めるものが拡大されてゆく。どういうふうに世界を見て、そして同時に自分をどう見てゆくのかということも含めて、その意識を拡大させているのは私達であるということ。

○それで真妃先生がおっしゃってくださったように、注視するエネルギーを外ではなく、内側の神聖に、内側の力に、そして私達の中にあふれている叡智と愛に向けてゆけば、また自分の命の尊さ、神聖というものがそこからまた拡大されてゆくと思っています。

○ですから、これから七つの言霊を久しぶりにまた1つずつ読み上げさせていただきますが、その読み上げるときに、思い返していただきたいのは、お2人の言葉であり、改めて『自分の存在の意味』を見つめ直し、そしてその一つ一つに自分自身が自分に感謝できて、自分自身が自分の中にある神聖に愛を向けて、そしてときに赦しも捧げながら、自分のこの唯一無二の命の尊さ、そして今、皆に平等に与えられている『この瞬間』というものを意識して、この七つの言葉を通して、今自分のなかにあるものを高め、そのエネルギーを今度は神聖復活の印を通して世界人類に送ってゆきたいと思います。これから七つの言霊を皆様と一緒に唱えさせていただきます。

<七つの言霊>

世界がいかに広くても、自分と同じ人間は他に存在しないのだ。

ゆえに○○○○は、今を真剣に生きるのだ。

そのためには、過去における自らの思い込みを捨てるのだ。
そして、今を真剣に生きるのだ。今この瞬間が尊いのだ。

他人に振り回されるな。神聖なる自分は振り回されるわけがない。

毎日の人生を真剣に最後の日とおして過ごすのだ。

そして自分の神聖なる道を、全人類の平和と幸せのために、
まっすぐ進んでゆくのみ。

やがて神命を終え、五井先生が地上にお迎えに来られ、
輝かしい神界へと導かれ飛翔してゆくのみだ。

○はい、ありがとうございます。本当に今いる自分は唯一無二で、他に同じ存在はおらず、しかも去年の自分ともまた違う、今この瞬間にいる自分というのは、1年の日々を重ね、様々な現われと浄化とともに、一層神聖に輝いている自分が今ここにいる。私達は、この今いる自分が真剣に生きる。そしてそれを、人類の平和と幸せのために捧げさせていただく。

○そこをしっかりと確信して生き、そこを注視している私達であるということ。そしてそれゆえに、私達がこの肉体を終えるときは、本当に五井先生や大好きなご先祖様や家族や法友神達が待っていてくださっている。

○だからこそ、そのときまで自分達の与えられたこの場所での『この命』での『この使命』を、しっかりと人類のために捧げさせていただくという意識を、しっかりとこの七つの言霊からもらって、最後に神聖復活の印を7回組んでゆきたいと思います。真妃先生、神聖復活の印のリードをお願いいたします。

【真妃先生】

○はい、皆様、では神聖復活の印を組みたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

《神聖復活の印を七回》

【真妃先生】

○ありがとうございました。

【由佳先生】

○ありがとうございました。今年最後の動画による祈りの会も終わりに向かっていますが、真妃先生、お知らせをお願いします。

【真妃先生】

○はい。2週間前にもお話しさせていただきました『五井平和財団フォーラム』のアーカイブの動画ができました。

○五井平和財団のホームページを開いていただくと、そこから視聴できるようになっています。またはYouTubeで「2025年五井平和財団フォーラム」と入れて検索していただくとご覧いただけるようになっています。

○当日、参加出来なかった方にぜひご覧いただきたいですし、当日、参加された方も、改めてあの場で語られた素晴らしい方々のお言葉を改めてこの年の瀬、今年が終わる前に受け止めていただきたいと思います。

○本当に平和を創る一歩は、私達の中にある。今日のテーマと似ているんですけど、外に平和を創る種があるわけでもなく、外に方法があるわけでもない。

○私達一人一人の中に平和を創るための全てのエネルギーがあるし、アイディアがあるし、行動力があるし、考えがあるし、言葉がある。

○それを改めて、今年最後に皆様と共有させていただき、来年さらに私達が置かれた場、置かれた状況で出会う人達とともに、平和な未来に向けての一歩一歩を歩んでまいりたいなと思っております。

○五井平和財団フォーラムにご参加された方々からは、「平和への想いで会場に一体感がありました」とか、「愛や希望に満たされる時間だった」というようなご感想をいただいています。

○今回は本当に多種多様な考え方の方々がお集まりくださり、それぞれの形で行なっている平和活動をお話しくださいました。

○私が印象に残っているのは、どの方も仲間がいたから始めたわけではなく、みんなそれぞれが「平和にしたい」という『一人の想い』から始まっているという共通項でした。そこから始まり、人が集まって、ムーブメントが起き、大きな活動に展開していったというところです。

○本当に改めて『一人の力の素晴らしさ』を感じていただけるような内容のフォーラムになっていますので、ぜひぜひご覧いただければと思います。よろしくお願いいたします。いつも応援、ありがとうございます。以上になります。

【由佳先生】

○白光からのお知らせとしては、1月11日が新年祝賀祭になり、そして次の動画による祈りの会は1月24日になっております。

○その1月24日に、今日少しだけ体験していただいた『いのりカード説明会』が、動画による祈りの会が終わった後にあります

○これは、お申し込みいただかないといけないんですけど、お申し込みいただけましたら、動画による祈りの会が終わったあと一緒にやれるので、ぜひこの催しのお申し込みもしていただけたらと思います。

○最後のメッセージとして、真妃先生、何かありますか?

【真妃先生】

○私は12月に入ってから、感謝を深めるというテーマがありました。一つ一つの出来事、気になる出来事、ちょっと心にチクッとした出来事とか、モヤモヤした出来事、嬉しい出来事、すべて一つ一つ思い出しながら、感謝できる時間が与えられたときに、それは電車を待っている時間だったり、お風呂に入っている時間だったり、ちょっとした自分の隙間時間に、「そこに対してどんな感謝の種があったかな?」って見つけて感謝してゆく時間を持ちました。

○そうした時間を持つことは、外を豊かにしようとする時間ではなく、自分の心を豊かにする時間であり、自分が生きている意味を再確認できる時間になります。

○ですからぜひ、私の今年最後の『全感謝』のお仲間になっていただいて、残りあと1週間、10日ぐらいだと思いますけれども、皆さんと感謝あふれる年末年始を過ごせたらなと思います。

○私達は物理的には一緒にいなくても、祈りというすごく尊いツール、方法で常に常に繋がっております。ですから、本当に世界平和のお祈りをするたびに、大きな世界との繋がり、平和の仲間との繋がりを感じながら、また、「宇宙の大きな根源と繋がり尊い働きをさせていただけているのだ」ということを感じながら、年末年始をお過ごしいただければなと思います。

○年末年始というのはやはり、日本全体が祈りにあふれ、祈りを深めてゆく時間だと思っております。「みんなが祈りを深めるこの時期に、私達の平和の祈りも深めてゆけたらいいな」と思っておりますので、また年明けにお目にかかれることを楽しみにしています。

○それまでの時間は、祈りと感謝で繋がってゆきたいなと思っています。ありがとうございます。

【由佳先生】

○私もそのように感じています。そして、動画による祈りの会というのは、昌美先生も書かれていた『私達一人一人の深い命の意味』を思い出し、神聖復活した意識で「私達は宇宙神や神々様と全く一つの存在なのだ」という真実を思い出させてくれる。

○そして、皆様とともに祈り印を組むことをとおして、そのお役目を発揮させていただける場だと思っております。

○改めまして「今日の時間、そしてこの1年もありがとうございました」とお伝えしたいですし、どうぞどうぞ良いお年をお迎えいただいて、自分の命をまず大事に愛して、また来年、皆様とお会いできることを楽しみにしています。本日もありがとうございました。

 

以上