<納谷理事長のご挨拶>
<人間と真実の生き方 奉唱>
<安岡正篤先生の随想の朗読>
【吉川理事】
【風韻あるお人】
―五井先生の印象——
人間の精神には知・情・意がある。その中心は情緒であると思う。それらが渾然一体統一されていれば、その人格は円満であるが分裂している人が多い。感情に偏して理性が乏しかったり、理屈ばかりでひねくれたり、がさがさしている。意志とて軌道からはずれやすい。しかし情緒というものは人柄の反映で、心の全体的発動、流露である。
五井先生は情緒の人である。情緒とは別の言葉でいえば潤い、豊かさということである。
知を頭の論理とすれば、情は心腹の論理である。万物と共に生きよう、物と一体となってその生を育もうとする徳を仁という。仁愛は人々への慈悲となる。この慈悲仁愛の情は人格の最も尊い要素である。人は智の人でなくもよい。才の人でなくもよい。しかし、どこまでも情の人でなければならない。
五井先生は本来情の人である。そこが人をひきつけるのだと思う。
五井先生にはリズムがある。音楽的である。例えば完全な機械というものは動いている時も静かである。そしてリズムがある。人間そのものが音楽的になってくるのを風韻などと称する。五井先生には風韻がある。
五井先生は自然である。宗教家にありがちな臭みがない。尊大ぶったところがない。巧んだり構えたりするところがない。実に自然である。だからお話をしていてもとても気持がいい。
五井先生は清らかで、明るい人である。人間には清らかさと明るさとがなければならぬ。どんなに賢こそうであっても、どこか陰のある人は本物ではない。明るくなくてはいけない。五井先生は陰のない、明るい人である。本物です。五井先生を一目見て気持のよい方だなとわからない人は本物ではない、と私は考える。
それ以外に、才能や力があろうがなかろうが、私にとっては問題外のことである。
<世界平和の祈り>
<五井先生の詩の朗読 -世界の夜明>
【里香先生】
I
夜明けだ 夜明けだ 精神(こゝろ)の夜明けだ
地球世界の夜明けはいまだ
天の理想が地に成る時だ
道が開くぞ 光の道が
II
夜明けだ 夜明けだ 日本の夜明けだ
若い生命が暁つげる
世界平和のひゞきおおらに
光の柱が天地をつなぐ
III
夜明けだ 夜明けだ 世界の夜明けだ
国も人種も光の中で
一つ生命に輝やき和して
大き宇宙に道開く
『平和讃』より
<国境を越え、神聖でつながり合う世界へ>
【由佳先生】
○皆様、五井先生感謝祭へのご参加、まことにありがとうございます。今年は五井先生がご誕生になられてから109年、ご帰神なされて45年が経ちます。
○でも、45年経った今もなお、五井先生が作ってくださった、その天と地を繋ぐ光の橋はより力強く、より太く、より輝いて、この地上にキラキラと光っていると思っております。
○私は最近よくバトンの話をしますけれども、たとえ五井先生が今生でご存命でなくとも、五井先生のバトンを私達一人ひとりがしっかりと受け取っているから、五井先生のご遺志、五井先生の生き方、五井先生の在り方、祈りは、今もなおしっかりと地上で響き続け、生き続けているということを私は心から誇りに思っております。
○理事長もおっしゃられていたように、本日聖壇の上にはたくさんの五井先生へのお手紙が飾られております。
○五井先生は一つ一つのお手紙をしっかりと見てくださっているだけでなく、私のこれは勝手な想像なんですけれども、その手紙を書いてくださった守護霊さま・守護神さま、そして五井先生とが、まるで学校でいう三者面談じゃないですけれども、授業参観をするような、「この子、ここまでやってきたか」とか、「今ちょっとつらい時期なんだね」とか、「それでも必ず大丈夫だよ」っていうたくさんの愛とお浄めを本当に一人ひとりのお手紙を通して、各守護霊さま・守護神さまともたくさん交流してくださりながら、私達のこれまで、そしてこれからをしっかりと見守ってくださっている。そういう気持ちでいっぱいになるんですけれども、本当に五井先生のたくさんの愛と祝福を、またこのお手紙を通して感じていただけることと思います。
○もちろん感謝祭においては、まず何よりも五井先生への感謝、五井先生の教えへの感謝ですけれども、同時に祈れる私たち、そして祈りに導いてくださった、様々なご縁、神縁、そして守護の神霊への感謝、法友神、あるいは今いる法友の仲間そこへの感謝、家族への感謝、大自然への感謝、見えないものへの感謝、そして消えてゆく姿にすらも感謝してゆけるようなこの感謝祭という日に、私たち一人ひとりが五井先生に向けてすべての感謝を感謝を送る。そういう時間にしていただけたらと思います。
○長くなってしまいましたけれども、これから「国境を越え、神聖で繋がり合う世界へ」というプログラムに入ってまいります。
○コロナ禍にあって私達は、国内の中であっても、お互いの存在、繋がり、同志のその力強さを感じる機会、また、一堂に集う行事というものはとても減ってしまいました。
○でも、離れていても、私達の祈りは、そして私たちの神聖は、それをも超えて、まったくすごい一つとなって大きなうねりを、そして光の柱をずっとずっと守り続けております。
○そして同時に、その五井先生が播かれた種というのは、国内でしっかりと芽吹いていると同時に、世界中にもその種は飛んでゆき広がり、世界中で本当に五井先生のご意志、世界平和の祈りというものは、今開かれていて芽吹いている。
○そういう時代になったと、私も里香先生のお話をお聞きしながら思いました。
○ですので、今回2025年の感謝祭は国内のみならず、海外でまたその夜明けをともに作り上げ感じている仲間をご紹介させていただきました。
○離れているから、ついつい忘れてしまったり、届かなかったりするときもあると思うんですけれども世界中にも私たちの仲間はしっかりといて、そこでまた新たな種をまき続けている。
○そういうことに改めて今日この時間意識を戻して、そこへもまた感謝を届けていきたいと思います。
○行事の後にまたゆっくり冊子をご覧いただきたいですけれども、冊子の15ページ、16ページには、ナナマルのオーストラリアのジェニーさん。そしてアメリカのフミさんからメッセージが届いております。
○続いて17ページには、スコットランドのキャロラインさんからのメッセージ、そして19ページには、こちらの方は会員さんではないんですけれども、今、ユミプロジェクトを一生懸命執筆されている作家のテスさんからも、また五井先生の素晴らしさ、お祈りに対して、今それをまた新たな種として植えてくれているメッセージがございます。
○是非、それぞれの文章をご覧いただき、五井先生ご帰神後45年以降もその種は、どんどんどんどん広がり、増えているということをぜひ感じていただけたらと思います。
○そして最後に文章だけでなく、ビデオメッセージをということで、アラントン聖地のキャロラインさん、そしてエレインさん、薫子さんの3人から、とても短いビデオメッセージが届いておりますので、そちらの方をぜひご覧いただけたらと思います。では、お願いいたします。
<アラントンからのメッセージビデオ>
【由佳先生】
○このように、私たちのファミリーというのは世界中に広がって存在し、神聖を元に五井先生の教えをもとにまったく一つに繋がって、それぞれが置かれた場所で一生懸命、世界の平和のために活動しております。
○ぜひその方々にもお気持ちを寄せていただきこの今日の日を過ごしていただけたらと思います。ありがとうございました。
【真妃先生】
○皆様、五井先生感謝祭にご参加くださいましてありがとうございます。
〇これから皆様方とともに神聖復活の印を組ませていただく前に、ここで改めて私達人間はいかなるものなのかについて考えてみたいと思います。
○私たちは神聖な存在であり、と同時に、過去世から現在に至る誤てる想念が現われては消えてゆく、その世界を生きている存在であります。
○つまり私たちは神聖であり、そして消えてゆく姿を生きながらにして体験している存在なのです。
○しかし、消えてゆく姿が現われているとき、暗闇の中に自分が置かれているとき、そんな自分が神聖だと思うことが恥ずかしかったり、難しかったり、情けなかったり、消えてゆく姿の渦の中に自分が埋もれてしまっていると、自分が神聖だということすらも忘れてしまったりいたします。
○しかしそんなとき、この神聖復活の印を組むことで、自らが神聖な存在だということを思い出し、自らが自らの中には、無限なる愛、無限なる叡智、無限なる可能性、無限なる能力、無限なる健康が内在していることに気づくのであります。
○そしてその神聖な姿に力を与えることによって消えてゆく姿の中に置かれながらも、いやむしろ消えてゆく姿の中にいるからこそ、その素晴らしい神聖の能力を自らの中から発揮し、その存在にハッキリと気づくことができるのであります。
〇そしてこのような生き方、つまりどんな状態の中にあっても、本来は自分の神聖であるということを見失わない、そういう生き方ができることによって、五井先生が詩の中で書いてくださった、天と地を繋ぐ光の道に気づき、ともに歩むことができるのだと思います。
〇それではこれから皆様と一緒に神聖復活の印を7回組ませていただきます。
〇そして、人間は本来神聖そのものであるという神聖意識とまっすぐに繋がり、その真理とそのエネルギーを人類に放ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
<神聖復活の印 7回>
<五井先生の詩の朗読 - 風>
【由佳先生】
俺はどこから生れでたのか自分では知らない
俺の体はいつの間にか大きくなり
海を走り山を越える
俺は時には優しい声を出すが
時には恐ろしい声で吠えながら走る
人間は優しい声の俺を愛してくれるが
吠えながら走る俺の姿をみると
顔を抑え眉をひそめながら俺をにらみつける
俺は夏の終りから秋になると
無数の雨の柱を抱きながら狂い走る
狂い狂い狂い走る
人間たちは俺の勢いに押し倒され
河川ははんらんし家は壊れる
人間たちの泣き叫ぶ声を聞きながら
俺は俺自身で自分の勢いを止めることができない
俺は俺に荒らし廻わされる人間たちを哀れみながら
俺自身も悲しくなって
大粒の涙を流し流し走りまくる
やがて次第に俺の歩みはゆるやかになり
心も次第に落ちついてくる
俺は今遠ざかってゆく陸地をふりかえりながら
海の上を静かにすべってゆく
俺は俺の生涯の或る一時だけの
優しい柔かい俺の心を懐しみながら
大自然にむかって呼びかける
自然よ 大自然よ
俺はいつでも優しい柔和な俺でありたい
人間に愛されつづける俺でありたい
人間世界に苦悩や争いがすっかり無くなることが
人類の願いであるように
俺の心も平和そのものでありたいのだ
俺の呼びかけに応えるように
大空の雲がすっきり晴れわたり
暁の太陽が輝やかな円光を放っていた
『平和讃』より
<地球世界への感謝>
【由佳先生】
○これから地球世界感謝行を行なってまいりますが、今読ませていただいた五井先生の詩が、正しく安岡先生がおっしゃられていた五井先生のお人柄をそのまま表わしている詩だなと思いました。
○「万物とともに一体となって生き、その生を育む」、そこに五井先生の慈悲仁愛の情を本当に感じさせていただきました。
○その慈悲仁愛、それを私達もしっかりと今この瞬間、五井先生とともに、五井先生となって、風さん以外のすべての項目や人類のことを想い、平和を願い、そして地球の各項目さんたちも地球で人類とともに平和に生きてゆけるよう、1項目1項目に、私たちもたくさんの慈悲と仁愛の情を注ぎながら印を組んでまいりたいと思います。
○項目が読み上げられたら、タイトルを皆様と一緒に読みながら、印を組んでいきたいと思います。では皆様、よろしくお願いいたします。
海への感謝
人類を代表して、海を司る神々様に感謝申し上げます。海さん、ありがとうございます。
大地への感謝
人類を代表して、大地を司る神々様に感謝申し上げます。大地さん、ありがとうございます。
山への感謝
人類を代表して、山を司る神々さまに感謝申し上げます。山さん、ありがとうございます。
食べ物への感謝
人類を代表して、食べ物を司る神々さまに感謝申し上げます。食べ物さん、ありがとうございます。
肉体への感謝
人類を代表して、肉体に感謝申し上げます。肉体さん、ありがとうございます。
水への感謝
人類を代表して、水を司る神々様に感謝申し上げます。水さん、ありがとうございます。
植物への感謝
人類を代表して、植物を司る神々様に感謝申し上げます。植物さん、ありがとうございます。
動物への感謝
人類を代表して、動物を司る神々さまに感謝申し上げます。動物さん、ありがとうございます。
鉱物への感謝
人類を代表して、鉱物を司る神々さまに感謝申し上げます。鉱物さん、ありがとうございます。
天象への感謝
人類を代表して、天象を司る神々様に感謝申し上げます。天象さん、ありがとうございます。
空気への感謝
人類を代表して、空気を司る神々さまに感謝申し上げます。空気さん、ありがとうございます。
太陽への感謝
人類を代表して、太陽を司る神々さまに感謝申し上げます。太陽さん、ありがとうございます。
地球への感謝
人類を代表して、地球を司る神々さまに感謝申し上げます。地球さん、ありがとうございます。
○ありがとうございました。最後に皆様と神聖復活の印を1回組んでまいりたいと思います。
<神聖復活の印を一回>
【由佳先生】
○目を閉じていただき、万物と人類とが一体となり、神聖を輝かせ、その光が本当に世界中の隅々にまで届けられていることを感じていてください。
<万物と人類の一体化の祈り>
【由佳先生】
○はい、ありがとうございました。
<昌美先生・裕夫先生 ご入場>
<表彰者の方々への感謝の時間>
【由佳先生】
○改めましてここで、表彰者の皆様に心より感謝申し上げます。
〇同時に今年節目を迎えられていない会員の皆様、支部集会を継続してくださっている皆様、そして神人になられた1万4000人以上の方々にも、心より感謝申し上げます。
〇白光真宏会は、やはり研究員、ナナマル、講師、HSK、そして会員さん、そして様々なご奉仕の方々が、それぞれに本当に活動してくださって、支えてくださっているから、今もなおこのように繁栄し続けております。
〇本当にすべての皆様に心より感謝を申し上げます。
〇これから少しですが、音楽をかけます。
〇最初に、祈りに繋がった自分自身と繋がり、自分自身に感謝を送ってあげてください。
〇そこから徐々に範囲を広げて、守護霊さま・守護神さま・五井先生、あるいはこの会にきっかけをもらった友人・知人、そしてその中の先に祈れる会員の方々、すべての人々に感謝を送る時間を取りたいと思います。
〇ご自身がまず自分の中にあるたくさんの感謝をいっぱい送った後は、後半はぜひその感謝の響きがご自身に返ってきているということも感じる時間をとっていただきたいと思います。
〇今、時間を合わせて、日本国内、そして世界中で祈れるファミリーの同志の皆様が一斉に感謝を送り合います。
〇まず自分自身の感謝ができたら、ぜひ今度は多くの人々の感謝の響きを受け取る時間もとっていただきたいと思います。
〇そして感謝が循環していることを、今日この五井先生感謝祭の時間においてしっかりとお届けし、受け取ってゆきたいと思います。
〇時間が限られているので、「ずっといろいろな人への感謝をしていて、いつの間にか終わっちゃった」っていうのももったいないので、一応スライドで今大体前半の時間、祈りと感謝を送ってくださいねっていう時間のスライドと、ちょうど音楽が半分切ったら、今度は感謝の響きをご自身が受け取ってくださいねっていう時間はわかるようにしてありますので、ちょっと画面を見て、「もう感謝を受け取ろう」とか、「まだ感謝を送ろう」っていうような目安にしていただければ嬉しいです。
〇でも、一切そういうこと関係なく、ただただ感謝を送り、そして受け取ると、ご自身のペースでご自身のやり方でやっていただいてももちろん結構です。
〇今から音楽が流れます。たくさんの方々に感謝を送り、そしてたくさんの見えない方々も含めた感謝の響きを受け取ってください。では、よろしくお願いいたします。
<感謝の送り合いの時間>
〇109年前にこの地上に誕生された五井先生という、たったお一人の師の深い愛と真理が、今もなお今生に光を発し、届け、祈られている。本当にそのことに心から感謝を申し上げます。
〇皆様ありがとうございました。
<昌美先生のご法話>
○皆様、今私は動画を見せていただきました。
〇ここまでこられたのは、皆様方お一人お一人の尊い尊いお祈りと印、そして五井先生のみ教えを本当に何十年も重ねて、そして心の魂の中に刻み込まれた皆様方の姿がハッキリと私の心に中に繋がってまいりました。
〇もうみんな一つに結ばれております。
〇一人ひとりが自分の命ではなく、今本当に富士聖地、また自宅でお祈りなさった方、そして病院でご入院なさっている我々の同志の方々もいらっしゃる。でもみんな繋がっております。
〇そして皆様方のお祈り、体が動かなくても口がきけなくても、「世界人類が平和でありますように」「人類が幸せである」という祈りが私の肉体に意識にどんどんどんどん入ってきます。
〇ですから、その人の姿を見たり、その人の過去の姿に会うわけではなくて、ご自分のやってこられた過去の映像が全部無くなっているわけではなくて、我々の富士聖地に積み重ねられています。
〇そして、人々の心の中に刻み込まれ、会員さんの中にはもっともっと深く深く刻まれている。
○皆様方の尊い行為の数々、雨の日も雪の日も風の日も嵐の日も、行事があるときには集まってこられた、その強い強い意識はタダ者ではありません。
〇これは、過去から積み重ねてこられた前生の良き因縁のおかげで、人類を救うために、今生に生まれてきた皆様方お一人お一人の会員の皆様のお姿でございます。
〇私は、皆様方にお会いできませんけれども、心は繋がっています。皆様方の心から感謝している波動が常に私の中に働きかけてきて、私は本当にいつも幸せでございます。
〇今私はもうちょっとで85歳です。それでも元気で、1日に……、そうですね、10時間は歩いてます。
〇歩いて歩いて歩いて、浄め浄め浄め、そしてすべての人々が幸せになるように、神聖に目覚めるように、本当に命がけで心に響かせながら歩き回っております。
〇そうすればするほど元気で、背筋もしっかりとまた持ち上がってきましたし、疲れることもないですし、ますます元気で祈り続けております。
〇会員の皆様方一人ひとりが、「世界人類が平和でありますように」とお祈りをしてくださったエネルギーを、五井先生が私の中に取り込んでくださって、皆様の生きていらっしゃる肉体エネルギーを私が頂戴して、このように元気でおります。
〇ですから今、会員さんでも臥せっている方、苦しい方、そして病院で入院なされる方々も、こういう我々の会員さんの祈りは皆様方に伝わって、元気に元気に流れておりますので、決してご心配なく。
〇なぜ私がこのように長く生きていきたいと思うか?皆様方とともに、人類がもっともっと本当に世界が一つになって、国境線を越えた世界をつくるためです。
○これは私自身と五井先生とのお約束で、国境線を取らなければ世界は一つになれない。アメリカだ、韓国だ、北朝鮮だ、ドイツだなんだって国があれば、全然一つにまとまらないんです。
〇私は自分が生きている限りは、この国境線を超える(無くす)まで生きていたい。国境線を超えたら全人類はみな平等なんです。男も女も、何人、アメリカ人、貧困の国の人というものは一切、差別は無くなるんです。
〇その無くなるのをやってくださっているのは、今存在していらっしゃる会員さんの皆様方お一人お一人でございます。
〇ですから、皆様方の尊い命を本当に全人類が平和であるように使っていただきたい。
○全人類が平和であるためには、「憎いんだ」「苦しい」「自分はあっちの国からやられたんだ」「こっちの国からやられたんだ」「あっちは駄目なんだ」「こっちは駄目なんだ」と対立を重ねている限りは、自分の肉体は本当に健全ではありません。
〇やはり、全人類の幸せを祈る。どこの国、今戦争を戦っている国、アメリカ、ロシアでも何でも、対立している国の人々も、みんな神聖なんです。そこの国が悪いわけではない。それはカルマがさせている業ですからね。
〇ですから、会員の皆様、今日お集まりの皆様、また病院で臥せっている方々、おうちの中でお祈りしてらっしゃる方々の中には、本当に純粋な五井先生の力強い感謝のエネルギーが入ってきてます。
〇なぜならば、皆様方の肉体の存在が大事だからです。
〇皆様方の肉体の存在がずっと祈り続ければ、人類の意識は国境を越えてゆきます。一つ一つの国境線、アメリカとロシアとの国境もなくなります。それから中国とモンゴルの国境もなくなります。
〇すべての国境がなくなればどうなるか。全人類は一つになるんです。国境がなければ、金持ちの国とか貧しい国とか、そういう差別はなくなるんです。すべての人は、人間として尊く、神聖そのもの、神人なのです。
〇そういう世界を実現するために働いてくださっているのは、今いらっしゃる会員さんの皆様です。1人残らずその素晴らしい天命を完うされておられる方です。
〇そして、おうちの中で臥せっておられる方も、寝ながら「世界人類が平和でありますように」と祈り、体が動かなくても、人類の平和を祈り続けてらっしゃる一人ひとりの存在そのものが、世界の国境線を無くしておられるんです。
〇私はいつも、それを心に肉体に感じております。国境を無くしてゆくのは皆様方です。尊い皆様方、お一人お一人です。
〇どうぞ心に勇気と、そして確信を持って、これからも一緒に祈り続けてゆきたいと思います。
〇私はもうじき85歳です。もう足も転倒してバラバラに壊れました。でも手術したら治って、そして歩けないところが歩けるようになって、これも自分の意識で治しました。
○それで、病院の先生がびっくりするほど奇跡的な回復をして、私の名前が有名な日本の大学病院に貼られているぐらいです。
〇それぐらい意識はすごいのです。意識です。病院で医者が治すのではなくて、医者は寄り添ってくださるけれども、治すのは自分自身なのです。
〇ですから皆様方、必ず元気になります。動けない、足が折れた、それでも皆様方の祈りは、多くの人々を救っているのです。
〇自分自身が動かなくても、心で、魂で救っておられます。その皆様方の存在は一人として今なくなってはいけないんです。人類のために頑張って生きてください。祈ってください。
〇皆様方の存在は私の誇りです。日本国の誇りです。本当に皆様方の存在を、私は常に心から魂から感謝申し上げております。
〇朝からお祈りし、そして夜寝るときには、「会員の皆様方、本当にありがとうございます」と、私はお布団の上で正座して祈らせていただいております。
〇いろいろありがとうございました。これからもやりましょう。生きましょう。よろしくお願いいたします。ごきげんよう。
<五井平和財団・白光真宏会からのお知らせ>
<閉会挨拶>
以上