Zoom祈りの会メルマガをお読みの皆さまへ
Zoom祈りの会にご参加のある方のパソコン上に、《『トロイの木馬』に感染したため大至急ご連絡ください》という画面が表示されたという事例がありました。
これは、結論から申し上げますと、ただの脅しの画面であり、簡単に消すことが出来る画面ですので、慌てず騒がず、以下の【対策】に記載している操作をしてください。
わからない方は、その場で私宛てにご連絡ください。
【トロイの木馬等を名乗るインターネット上の詐欺画面について】
トロイの木馬等を名乗るインターネット上の詐欺画面が表示されましたら、落ち着いて、以下の項目に該当するかどうかをチェックしてください。
- マイクロソフトやアップルからの警告のように表示がされているのに、URLのなかに、「microsoft」「apple」の文字がどこにも入っていない
- 「ウイルスに感染しています」「システムが損傷しています」「トロイの木馬に感染しました」などと表示されている
- システムの損傷度を66.7%や28.1%など、具体的な数字で表示している
- 大きなエラー音が絶えず流れている
- 有料アプリの登録画面を紹介される(クリックする場所まで教えてくれるなど、異様なほど親切な表示がある)
- サポートセンターの電話番号へ連絡するよう誘導される(連絡すると片言の日本語を話すスタッフが電話口に出て、インターネットバンキング口座やクレジットカードの情報を聞き出そうとしてくる。どちらもない場合は、ご自身の銀行口座情報を聞き出そうとしてくる)
上記のどれかに該当する場合は、銀行口座やクレジットカードの情報を引き出して、お金を巻き上げようとする詐欺の画面です。
その場合は慌てずに、次の操作をしてください。
【詐欺画面が出た場合の対策】
ブラウザー(インターネットを見ているアプリ・ソフトウェア)の設定画面を開き、キャッシュ(cache)を削除する。 -> キャッシュとは、画面表示を円滑に行なう目的で仕込まれているインターネット上の一時記憶機能です。
脅しに踊らされて、何かのボタンを押したり、表示された電話番号にこちらから電話したり等することで、実際に危険にさらされることになりますので、そのような画面が表示されたときに一番大切なことは、相手の誘いに反応しないでキャッシュを消すか、画面をそのままにしておき、すぐに周囲の人に相談することです。
また、最初に相談する相手は、身内、友人・知人のなかのどなたかに、先に相談してください。(誰に相談したらよいかは、守護霊さまに尋ねれば、すぐにその場で教えてくださいます)
周囲に相談する前に、インターネットプロバイダ(インターネット接続の契約をしている会社)等に電話した場合、メールアドレスを変更する必要もないのに、メールアドレスの変更を進められ、強引に訪問サポートと称して、数万円の手数料を巻き上げようとするプロバイダもあるからです。
それを、コンピューターウイルスにおける二次被害と云います。
実際の詐欺でお金を取られなくても、相談した先で不要な出費を伴うわけです。
先ほど、前述のケースでは、メールアドレスを変更する必要がないと書きましたが、どうしてその必要がないかと申しますと、詐欺の相手は、こちらのメールアドレスを知る術がないからです。
知られてもいないメールアドレスを変更する必要はないというわけです。
ただし、こうした類の詐欺は、対策する側といたちごっこをするように、手を替え品を替え、個人情報の搾取を狙ってきますので、何かがあった際には、身近にいるインターネットの仕組みに詳しい人に相談するのが、一番の対策であるといえます。
本当の【トロイの木馬】に感染した場合には、気が付いたときには、パソコンの中の個人情報を抜き取られています。
ただし、有名な有料セキュリティー対策ソフトを導入している場合は、気が付かないうちに感染しかけても、知らない間にほぼ駆除されていますのでご安心ください。
そのような意味では、セキュリティー対策ソフトの有効期限が切れていないか、今一度ご確認されることをお勧めします。
たいていの契約は、一年契約とか、二年契約とか、三年契約とかですので、契約が切れたまま使っている可能性もあります。
そのようなことが無いよう、セキュリティー対策ソフトをしっかりと働かせてください。
そのうえで冒頭の話のような画面が表示された場合は、ただの脅し画面でしかありませんので、安心してキャッシュ(cache)削除の操作を行なってください。