参加している画面全体が固まって見える方へ
(一人だけが固まって見える場合は、映っている側の方の問題です)
これまでも時折、「スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどから参加している最中に、画面が固まってしまい困っています」という趣旨のご相談を受けてきました。
今まではその原因を、インターネットの通信状態や端末の性能に帰して解決方法を模索してきましたが、ここに来て参加者の方からの情報により新しい解決方法が見つかりましたので、皆さまに共有いたします。
結論を先に申し上げますと、インターネットの通信状態や端末の性能自体に問題が無いにも関わらず、"画面全体がカクカクと動いている、もしくは動きが止まってしまう"といった場合には、お使いのインターネット接続機器(端末)を冷やすと良いということです。
特にスマートフォンやタブレットの場合、パソコンと比べて、機器の内部で冷却する力が低いため熱を持ちやすい性質があります。
ノートパソコンを使っている場合などにもデスクトップ型パソコンと比較した場合、長時間動画を見続けていたり、ゲームなど負荷のかかる作業をし続けた場合などに、キーボードに手を触れると、かなり熱くなっていることがあります。
そのように、ご利用の機器に熱が溜まった状態を人間の体に例えて説明しますと、体温が40℃近くまで上がった場合は、脳や神経伝達組織など各種器官や細胞の正常な状態に支障が生じて、頭がボーッとして正しい判断ができなくなったり、行動も鈍化したりなどするのに似ています。
インターネット接続に使う機器においてそのような症状が起こると、多くの場合、全体的に動作が鈍くなる傾向があります。
インターネットを使った祈りの会に参加している際に、ご自分の画面の動きが悪くなった場合は、もしインターネット接続状態や機器の性能に問題がないにも関わらず、 動画がカクついたり止まったりしているといったケースでは、機器が熱を持っていないかを確かめてみてください。
そのような状態は、『Zoom』で参加している場合にも、『YouTube』で参加している場合にも起こり得ます。
ですから調べてみて、もしも機器が熱を持っている場合は、以下の方法を試してみてください。
【お金をかけずに冷やす方法】
スマホや小さなタブレットの場合
①一円硬貨以外の硬貨(五円硬貨から五百円硬貨までの硬貨ならなんでもよい)をある程度たくさん、小さなビニール袋などに入れて冷蔵庫であらかじめ冷やしておく。
②ご使用の端末が熱を持った際に、冷蔵庫から必要な分だけを取り出し、端末裏面の熱を持っている部分にセロテープなどで貼り付け熱を吸収させる。(冷凍庫に入れた硬貨を使用した場合には、水滴が発生する可能性が高い)
これは、五円硬貨から五百円硬貨までの硬貨が銅で出来た銅貨であることを活用した方法で、冷たい銅が端末の熱を吸収して、代わりに銅貨自身の冷たさが端末に移動する原理を利用するものです。
大きなタブレットやノートパソコンの場合
・扇風機を近くにおいて使うことで冷やす。
・エアコンを使い室内の温度を25℃以下にして、故障に繋がる高温化を防ぐ。
【冷却装置を購入して冷やす方法】
スマホや小さめのタブレットの場合
① Amazonや楽天などの通信販売サイトなどで、お使いの機器の大きさに合った適切な専用冷却ファンや散熱器を購入する。
② 購入した専用冷却ファンや散熱器をスマホやタブレットの裏面に取り付けて使用する。
スマホや小さめのタブレットの場合は、裏面に吸着して使うタイプや、台に載せて使うものなど、いろいろな種類のものがありますので、ご自分がよいと思うものをお選びください。
電気量販店などでも購入できますが、コロナ禍ということもありますので、ご自宅に居ながら買える通販が便利です。
大きなタブレットやノートパソコンの場合
①Amazonや楽天などの通信販売サイトなどで、お使いの機器の大きさに合った適切な専用冷却ファンの付いた台を購入する。
② 購入した冷却ファン付きの台を机やテーブルにセットし、その上に大きめのタブレット、またはノートパソコンを置いて使用する。
ノートパソコンや大きめのタブレットの場合は、それらを載せる台に冷却ファンが付いているものがほとんどです。
スマホやタブレット、ノートパソコンを冷却する装置を使うと、ファンを回した状態のままで使うため、端末から発生する熱を押さえ、安定した動作を保ってくれます。
GoogleやYahoo!などの検索サイトで、『スマホ タブレット ノートパソコン 冷却』などのキーワードを入力して、ご自分にピッタリの冷却装置を探してみてください。(スマホをお使いの方は、『スマホ 冷却』と入力して検索すると、よりご自分にピッタリの情報を得ることが出来ます)
私は、冷却ファンの付いた台の上にノートパソコンを置いて使用しています。
ほかにもスマホやタブレット、ノートパソコンの温度を下げる方法があるかも知れませんので、端末から発生する熱が原因で画面が固まることが多い方は、温度が上がらないよういろいろな工夫を凝らしてみてください。
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無限なる感謝
斉藤雅晴